府中町 佐藤信治町長が今期限りで退任表明

府中町の佐藤信治町長は来年6月のみずからの任期満了に伴う次の町長選挙には立候補せず、今期かぎりで退任する意向を表明しました。

これは11日開かれた定例町議会の一般質問で佐藤町長が明らかにしました。
この中で佐藤町長は「自治体の長に法的な年齢制限はないし、仕事ができる年齢はそれぞれだが私にかぎっては今が潮時だと考えている」と述べました。
その上で、佐藤町長は「新しい社会の創造は、変革を受け入れる若さが必要になる。4年後に74歳となる私はその役割を譲ることが妥当だ」と述べ、来年6月のみずからの任期満了に伴う次の町長選挙には立候補せず、今期かぎりで退任する意向を表明しました。
佐藤氏は、大阪府出身の70歳。
広島大学を卒業後、昭和53年に府中町役場に入り、総務部長や副町長などを歴任したあと、平成28年の町長選挙に立候補して初当選し、現在、2期目です。
府中町選挙管理委員会によりますと、来年6月の任期満了に伴う次の町長選挙の日程は来月、決定する見通しで、現時点で立候補を表明している人はいません。