JR広島駅の新駅ビル ホテルの客室を報道公開

再来年春の開業を目指して建設が進むJR広島駅の新しい駅ビルに入るホテルの客室が報道関係者に公開されました。

JR広島駅の新しい駅ビルは地下1階、地上20階建てで、このうち、「ホテルグランヴィア広島サウスゲート」は、ビルの7階から20階にかけて設けられ、フロントやレストラン、それに客室380室が入る予定です。
8日は、内装工事が終わった一部の部屋が公開されました。
このホテルでは、全ての部屋で浴室とトイレが別々になっているほか、一部の部屋では1メートル70センチ四方の大型の窓から景色を楽しむことができます。
また、床はフローリング調になっていて大型のスーツケースを動かしやすくなっているということです。
新型コロナを機にビジネス需要が減少する一方、インバウンドをはじめ観光需要が増えていることから、1部屋あたりの面積を広げ、ホテルをより質の高いつくりに変更したということです。
開業準備を進めているホテルグランヴィア広島の谷口正さんは「瀬戸内の自然を感じられるデザインにしています。国内外の人に利用してもらえるよう開業に向け準備を進めたい」と話していました。