「地球の歩き方」広島版来年発行へ

旅行ガイドブックのシリーズ「地球の歩き方」の広島版が来年発行されることになりました。
編集部はおよそ500ページにわたって広島の魅力を深掘りするとしています。

7日は、「地球の歩き方」の宮田崇編集長らが湯崎知事を訪れ、来年の5月か6月ごろに広島版を発行すると報告しました。
編集部はおよそ500ページにわたって県内23の市と町の見どころやグルメ、歴史などのテーマを扱い、広島の魅力を深堀りするとしています。
湯崎知事から「これまでで最も詳しい広島本になるのではないか。500ページはすごい分量だと思うし、期待しています」と伝えられると、宮田編集長は、「プレッシャーですね。打ち勝ちましょう」と笑顔で応えていました。
ガイドブックは広島のタウン情報誌の編集部と制作を進めていて、表紙の絵柄は来月末までネットでアンケートをして決めることにしています。
宮田編集長は「地元の人に一歩、立ち止まってもらって『実はそれが面白いんだよ』ということが言えるようなガイドブックにしたい」と話していました。
また、ともに制作する広島のタウン誌の阿南征士編集長は「ほかのエリアのガイドブックに負けない内容や売れ行きになるよう工夫をしていきたい」と話していました。
人気旅行ガイドブックの広島版が発行されることについて、広島市の書店では歓迎する声が聞かれました。
「ジュンク堂書店広島駅前店」の三浦明子店長は「いろんな視点で書かれていて人気のあるガイドブックのシリーズなので広島版も楽しい1冊となることを期待しています。ガイドブックの発売で広島がさらに盛り上がってほしいです」と話していました。