公衆浴場や廃材置き場 火災相次ぐ 火の取り扱いに注意

広島県では3日未明、公衆浴場や廃材置き場で相次いで火災が起きました。ともにけが人はいませんでしたが、空気が乾燥する中、消防は火の取り扱いに注意するよう呼びかけています。

3日午前1時ごろ、福山市鞆の浦沖にある仙酔島の公衆浴場で煙が出ていると近くの人から通報がありました。
消防が消火活動にあたって火は2時間後に消し止められ、けが人はいませんでした。
隣接する宿泊施設の利用者が撮影した映像では、建物が激しく燃えて、白い煙が周囲に広がっている様子がわかります。
撮影者は「火が上がっているのを一緒に泊まっていた友人が見つけて、すぐに起きました。けが人がいなくてよかったですが、怖かったです」と話していました。
また、3日午前3時半ごろには、広島市安佐北区可部町のリサイクル会社で火災が起き、敷地内に保管されていた廃材などが燃えました。
消防車など15台が出動して消火活動が行われ、火はおよそ6時間後に消し止められました。
けが人はいませんでした。
それぞれの火災について、警察と消防は出火した原因などを詳しく調べることにしています。
空気が乾燥する中、消防は火の取り扱いに注意するよう呼びかけています。