ふるさと納税を通じてNPO法人支援 広島市

ふるさと納税を通じて広島市で活動するNPO法人に活動資金を寄付できる制度が、11月から始まりました。

広島市は、公共的なサービスの担い手となっているNPO法人の財政基盤を強化するため、ふるさと納税の寄付金をNPO法人の活動資金に充てることができる制度を11月から始めました。
寄付を希望する人は支援したい団体を選んで広島市に寄付することができ、市は寄付と同額の支援金をNPO法人に交付します。
寄付できるのは、広島市で1年以上の活動実績があり、市が認証、または認定したNPO法人で、11月1日現在、子ども食堂の運営や、動物愛護の活動などを行う24団体が対象となっています。
寄付を行った人への返礼品はないものの、税の控除を受けることができます。
広島市は「公共的なサービスの担い手として市民に身近な活動をしているNPO法人からは財政的に厳しいという声もある。ふるさと納税を通じて、活動の充実につなげてほしい」としています。