ラッセル車の点検と試運転 JR芸備線の東城駅

本格的な冬のシーズンを前に線路の上の雪を取り除くラッセル車の点検と試運転が庄原市で行われました。

試運転はJR西日本が毎年この時期に行っていて
20日、庄原市にあるJR芸備線の東城駅で行われました。
5人の職員が作業にあたり線路の内側の雪をかき出す「フランジャー」や車体の両脇で羽のように広げて雪を線路の外側に払いのける「ウイング」という装置を実際に動かして異常がないか確認をしました。
このあと職員が車両に乗り込み実際の除雪作業と同じ時速およそ20キロで試運転を行いました。
このラッセル車は東城駅と備後落合駅の間の25.8キロの区間で、線路上に10センチ以上の積雪が見込まれる時に作業にあたることになっていて昨シーズンは6回出動したということです。
JR西日本中国統括本部新見管理室の清水豪士室長は「除雪作業を速やかに行い、お客様の安全な輸送ができるようにしていきたい」と話していました。