芸備線「協議会」広島県など回答期限延長求める

芸備線の一部区間を対象とした再構築協議会をめぐり、協議会に参加するかどうかなどの意見を２日までに回答するよう求められていた広島県と岡山県などの自治体が国に対し回答期限を延長するよう求めました。

ＪＲ西日本が芸備線の一部区間を対象に路線の存続やバスへの転換などを議論する再構築協議会を設置するよう国に要請したことを受けて、中国運輸局は岡山県と新見市、広島県と庄原市に協議会に参加するかどうかなどの意見を、２日までに回答するよう求めていました。
これについて、２日午後、２県２市はそれぞれの自治体の意向確認に時間を要しているなどとして国に対して回答期限を延長するよう求めました。
湯崎知事はコメントを発表し「引き続き制度内容の確認や２県２市における意向確認をしながら、対応を検討していく」としています。
また、庄原市は「引き続き広島県と相談して対応を検討したい」とコメントしています。