平和大通り 倒木再点検の結果13本伐採へ

広島市中区の平和大通りで倒木が相次いだことを受けて行われた再点検の結果がまとまりただちに倒れる危険性がある樹木はなかったものの、弱って回復が見込めない樹木が13本確認され、伐採されることになりました。

広島市中区の平和大通りではことし3月に高さおよそ16メートルの街路樹が倒れて車1台のフロントガラスなどが割れたのに続き、8月には高さおよそ7メートルの街路樹が倒れているのが見つかりました。
半年の間に倒木が相次いだことを受けて、広島市は樹木医に委託し、中区と西区の平和大通り沿いの樹木1769本の再点検を行いました。
その結果、ただちに倒れる危険性がある樹木はなかったものの、弱って回復が見込めない樹木が13本確認され、今月中に伐採を行うことになりました。
また、幹の一部にシロアリの食害のあとや空洞や腐食の可能性がある樹木が27本確認され、経過を観察し、詳細な調査をした上で必要な措置を行うということです。
広島市は「樹木の健全な育成を目指して引き続き適切な維持管理に取り組む」としています。