サンフレッチェ広島レジーナ WEリーグ杯優勝報告会

サッカー女子のWEリーグカップを制してクラブ初タイトルを獲得したサンフレッチェ広島レジーナが、15日、広島市で優勝報告会を行い、選手たちがおよそ600人のファンと喜びを分かち合いました。

レジーナは、14日、川崎市で行われたWEリーグカップ決勝でペナルティーキック戦のすえ、アルビレックス新潟レディースを破って初優勝を果たし、クラブ創設3年目で初タイトルを獲得しました。
地元に戻った選手たちは15日、広島市東区のフットサルコートで優勝報告会を行い、集まったおよそ600人のファンに大きな拍手で迎えられました。
このあと選手たちがファンのサポートに対して感謝の気持ちを述べ、キャプテンの近賀ゆかり選手は「何としてもタイトルを広島に持って帰りたかったのでそれを果たすことができてうれしい。もっと成長して広島で長く愛されるチームになっていきたい」と話しました。
そして、優勝トロフィーを掲げたりファンと一緒に記念撮影をしたりして喜びを分かち合っていました。
広島市出身のディフェンダー、左山桃子選手は「夢のような気持ちです。広島の人にレジーナをもっと応援したいと思ってもらえるように新たなタイトルを目指してみんなで頑張っていきたい」と話していました。
また、攻撃の軸として優勝に貢献したミッドフィルダーの中嶋淑乃選手は今月26日から始まるパリオリンピックのアジア2次予選に臨む「なでしこジャパン」のメンバーに追加招集され、「自分の特長であるドリブルでたくさん仕掛けて攻撃の起点になるプレ−をしたい」と意気込んでいました。