レジーナ WEリーグカップ優勝 創設3年目で初のタイトル

サッカー女子のサンフレッチェ広島レジーナが、14日、川崎市で行われたWEリーグカップの決勝で、ペナルティーキック戦の末、アルビレックス新潟レディースに勝って初めての優勝を果たしました。
レジーナはクラブ創設3年目で初めてのタイトル獲得です。

レジーナはリーグ戦に先だって行われるWEリーグカップで初めて決勝に進み、14日、川崎市の等々力競技場でアルビレックス新潟レディースと対戦しました。
レジーナは前半からアジア大会の日本代表として優勝に貢献したミッドフィルダーの中嶋淑乃選手が左サイドをドリブルで突破して再三チャンスを作りましたが、ゴールを奪えず折り返しました。
後半はアルビレックスに攻め込まれる場面もありましたが、ゴールキーパーの木稲瑠那選手が好セーブを見せるなど、粘り強い守りで得点を許しませんでした。
試合は延長戦でも0対0のまま決着がつかずにペナルティーキック戦にもつれ込み、先に蹴ったレジーナが4人とも決めたのに対し、アルビレックスは2人が外してレジーナが4対2で勝ち、初優勝を果たしました。
レジーナはクラブ創設3年目で初めてのタイトル獲得です。
キャプテンの近賀ゆかり選手は「本当に濃い3年だった。レジーナはまだ成長過程にあるチームなので、もっと成長してリーグでもタイトルを取れるようになっていきたい」と話していました。