“業界の魅力を知って” 建設関連団体がイベント

子どもたちに建設業界の魅力を知ってもらおうという催しが広島市で開かれ、訪れた子どもたちがミキサー車を操作するなどの体験を楽しみました。

この催しは子どもたちに建設業界の魅力を知ってもらい、将来の担い手の確保につなげようと広島県や県内の建設関連団体が広島市内の商業施設で開き、会場にはショベルカーなど建設現場で使われる車両が展示されました。
このうちミキサー車は実際に操作できるようになっていて訪れた子どもがミキサーを回転させ、コンクリートの代わりにボールが入った水を出す作業を体験していました。
また、左官の仕事を体験できるコーナーでは、子どもたちがこてを使って住宅の内装工事でも使用される珪藻土を壁に器用に塗りつけていました。
このほか、おもちゃのショベルカーを使ってボールすくいができるコーナーもあり、子どもたちはアームを操作するタイミングを教えてもらいながらたくさんのボールをすくっていました。
参加した6歳の男の子は「楽しかったです。ショベルカーが好きです」と話していました。
イベントを主催した広島県建設産業課の織田絵美香主査は、「少子高齢化の中で建設産業にも安定的に人材確保をしていく必要があります。小さいお子さんに、楽しい体験を通して建設業界に興味を持ってもらえればと思っています」と話していました。