サミット資料を展示 平和公園に常設施設を整備へ

ことし5月のG7広島サミットを支援してきた「広島サミット県民会議」が、首脳会議で使われた円卓などサミット関連の資料を展示する常設の施設を広島市の平和公園に整備する方針を固めたことが分かりました。

G7広島サミットを支援してきた官民一体の組織、「広島サミット県民会議」によりますと、この展示施設は広島市中区の平和公園にある原爆資料館の東館の北側に整備する方針で、来年3月に完成し、4月から一般に公開される予定だということです。
広さはおよそ110平方メートルで、宮島で行われた首脳会議で使われた円卓や各国の首脳らが記帳した芳名録のレプリカなどが展示される予定となっています。
県民会議では、およそ5000万円をかけて施設を整備する方針で、次に日本国内でサミットが開かれる予定の2030年の12月まで展示するとしています。
G7広島サミットをめぐっては、ことし7月下旬から8月にかけて平和公園にある広島国際会議場で関連する展示が行われたほか、9月下旬から11月5日までは廿日市市内の3か所でも展示が行われています。