カープのCS進出 “活性化につながる”飲食店も期待

プロ野球・カープはレギュラーシーズンの2位が確定して、クライマックスシリーズのファーストステージを本拠地のマツダスタジアムで戦うことになり、広島市内の飲食店からは期待の声が聞かれました。

広島市内で13店舗を展開する焼き鳥店は、カープの現役選手やOBの選手の名前を付けたメニューが多くあるのが特徴です。
このうちマツダスタジアムの近くにある店舗では、ふだんから試合後に県内外の多くの野球ファンが利用しているほか、店内に設置されたテレビで試合を観戦する人もいて、クライマックスシリーズのファーストステージが本拠地で開催されることが決まり、期待が高まっています。
焼き鳥店の牟田亮介代表取締役は、「ことしの試合は新井監督の采配のおかげで勝敗に関係なくおもしろいので、店内のテレビで試合を見ているお客さんの盛り上がりも“熱かった”印象があります。広島が盛り上がれば盛り上がるほど、経済も活性化されると思うので、クライマックスシリーズでの戦いに大いに期待しています」と話していました。
この焼き鳥店では、クライマックスシリーズでカープが勝つと、当日のドリンクを1杯無料にして勝利を祝う予定だということで、牟田代表取締役は「勝ったらみんなで祝いたいという思いです。準備万端で、応援しつつ当日を迎えたいと思います」と話していました。