ホーユー問題 県立高校2校 食事提供が16日再開へ

広島市の「ホーユー」が6つの広島県立の高校の寮などで食事の提供を停止した問題で県教育委員会は、このうち2校で10月16日から提供を再開すると発表しました。

広島県立の6つの高校の寮では、9月に「ホーユー」が食事の提供を停止しましたが、県教育委員会によりますとこのうち庄原市の西城紫水高校と東広島市の西条農業高校の2校は2日までに新たな事業者と来年3月末までの調理委託業務の随意契約を結んだということです。
食事の提供の再開は停止してからおよそ1か月半ぶりとなる10月16日としています。
このうち、西条農業高校は、以前の「ホーユー」との契約額が3年間で1663万円余りでしたが、新たな事業者との契約額はおよそ半年で485万円余りとなっています。
また、2校とも保護者が負担する食材費は、「ホーユー」の契約と同じ価格だということです。
一方、残る4校について県教育委員会は、10月中旬に、調理場に残された大型冷蔵庫などを移動させ、10月後半に食事提供を再開するとの見通しを示しています。