コスモスの花が一面に 世羅町の観光農園で見ごろ

世羅町にある観光農園では、ピンクや白のコスモスが畑一面に咲き、訪れた人たちを楽しませています。

世羅町別迫にある「香山ラベンダーの丘」のおよそ1ヘクタールの畑には「ドワーフセンセーション」という品種のコスモスを中心におよそ20品種、2万株のコスモスが植えられています。
先月上旬から咲き始めた花が今、見ごろを迎えていて、白やピンク、色とりどりの花が畑一面に広がっています。
畑には、赤く縁取られた花びらが特徴の「レッドイリュージョン」や濃いピンクや赤の「ソナタレッドシェード」なども咲いていて、訪れた人たちはあたりを散策したり、花を背景に写真を撮ったりして楽しんでいました。
また、この農園ではコスモスを10本まで持ち帰ることができるということで、訪れた人たちは専用の畑で気に入った花をハサミで摘み取っていました。
農園によりますと、ことしは台風の影響がなく、コスモスは例年より大きくきれいな花を咲かせているということです。
「香山ラベンダーの丘」の徳添晶子さんは「秋風に揺れるかれんなコスモスの花を見ながらゆっくり過ごしてもらいたいです」と話していました。
農園のコスモスは今月中旬まで楽しめるということです。