カープ 一岡竜司投手が引退会見 「後悔はない」

プロ野球、カープで中継ぎとしてリーグ3連覇に大きく貢献し今シーズンかぎりで引退する一岡竜司投手が会見し「自分のストレートが投げられなくなった。恵まれた12年間で、後悔は不思議なくらいない」と現役生活を振り返りました。

32歳の一岡投手はFA=フリーエージェントで巨人に移籍した大竹寛投手の補償で入団してプロ3年目の平成26年からカープでプレーし、勝ちパターンの中継ぎとして平成28年からのリーグ3連覇に大きく貢献しました。
しかしその後は徐々に登板機会が減って今シーズン限りで引退することになり、1日、広島市のマツダスタジアムで会見しました。
一岡投手は「プロに入った時は数年できればいいというのが正直な気持ちだったが、恵まれた12年間だった。後悔は不思議なくらいない」と述べました。
引退を決断した理由については「ここ2、3年は戦力になっていない自覚もあったし、自分のストレートを投げられなくなった。自分でも納得して球団に引退を伝えた」と説明し「広島の街を歩くと市民の方に温かいことばをかけてもらった。声援が背中を押してくれたので関わってくれたすべての人に感謝している」と笑顔で語りました。