アパートが全焼 3人けが JR運転に一時影響 広島市安芸区

23日夜、広島市安芸区でアパート1棟が全焼する火事があり3人がけがをしました。
火元の部屋の住民は「部屋で焼き肉をしていた際にカセットコンロのボンベが爆発した」と説明しているということで、警察と消防が詳しい状況を調べています。

23日午後10時半すぎ、広島市安芸区船越で「アパートで爆発音がして燃えている」と近くに住む人から消防に通報がありました。
消防が消火にあたり火はおよそ3時間後に消し止められましたが、木造2階建てのアパート1棟およそ800平方メートルが全焼したほか、周辺の建物の壁なども焼けました。
警察によりますと、この火事で火元の部屋に住む50代の男性がやけどをしたほか、別の部屋の70代の男女が逃げる際に転んでけがをしました。
いずれも命に別状はないということです。
警察によりますと、火元の部屋の男性は「部屋で焼き肉をしていた際にカセットコンロのボンベが爆発した」と説明しているということで、警察と消防が詳しい状況を調べています。
現場はJR海田市駅から西に1キロほど離れた住宅街で、近くを走るJR山陽本線と呉線は一部の区間で最大2時間あまりにわたって運転を見合わせました。