海田町役場の新庁舎完成 内部を一般公開

海田町役場の新しい庁舎が完成し、18日の業務開始を前に、庁舎の内部が一般公開されました。

海田町南昭和町に建設された新しい庁舎は、4階建ての鉄筋コンクリート造りで、延べ床面積がおよそ6700平方メートルです。
18日から新庁舎で業務が始まるのを前に、17日、庁舎の内部が一般公開されました。
海田町は町内の多くが洪水の浸水想定区域や津波と土砂災害の警戒区域に指定されていることから、庁舎は防災拠点としての機能を備えていて▼耐震基準の1.5倍以上の耐震性を持ち▼浸水に備え主な庁舎の機能を2階以上に集約しています。
また、大規模災害時には3階に設置された複数のモニターで情報集約ができるようになっています。
このほか、▼1階には町民が利用できる交流スペースのほか▼2階にはベビールームやキッズスペースも設けられています。
海田町の鶴岡靖三企画部長は「大規模災害時にも、この庁舎であれば迅速に対策本部を立てて対応に当たれると思う。役場の手続き以外でも気軽に立ち寄ってほしい」と話していました。