JR広島駅の新駅ビル 工事公開

2年後の春の開業を目指して開発が進められているJR広島駅の新しい駅ビルで、工事の状況が報道陣に公開されました。

JR広島駅の新しい駅ビルは2階部分に路面電車が乗り入れるほか、ショッピングセンターや映画館、ホテルなどが入る地上20階建てのビルで2年後の令和7年春の開業を目指しています。
6日は新しい駅ビルの2階と3階部分が公開されました。
このうち、3階には「雁木テラス」と名付けられた開放的なテラスが作られる予定で6日は工事の一部が終わった階段の様子が公開されました。
完成すれば階段に座りながら、乗り入れる路面電車も見ることができるということです。
視察には広島市の松井市長も訪れ、JR西日本の担当者がパネルを使いながら工事の進捗状況の説明をしていました。
視察を終えたあと、松井市長は「新幹線から路面電車に直結する駅は全国で広島以外にはないと思う。広島電鉄やJR、そして広島市が協調して広島に来るお客様を迎えたい」と話していました。