新サッカースタジアムを広島市長・県知事が視察

広島市で建設が進められている新しいサッカースタジアムの屋根がまもなく完成するのを前に、6日、広島市の松井市長と広島県の湯崎知事がスタジアムを視察しました。

広島市中区の中央公園では、サッカーJ1サンフレッチェ広島の新たな本拠地となるサッカースタジアムの建設が進められています。
スタジアムの屋根が9月中旬までに完成するのを前に広島市の松井市長と広島県の湯崎知事らが視察に訪れました。
一行は市の担当者から説明を受けながら、フィールドになる部分や2階のメインスタンドに立って工事の進捗状況を確認しました。
スタジアムでは8月中旬に横32メートル縦9メートルの大型ビジョンが完成したほか、客席も5割近く設置されていて、11月には芝生が敷かれる予定だということです。
視察のあと松井市長は記者団に対し、「夢のスタジアムの完成が近づき非常に感激している。さらに街の活性化につながればと思う」と述べました。
また湯崎知事は、「初めて建設現場を視察したが、すばらしいものが出来つつあると感じた。完成が待ち遠しい」と述べました。
広島市によりますと、工事の進捗率は8月末の時点で8割ほどで計画通り順調に進んでいて、ことし12月28日に広島市に引き渡され、来年2月に開業する予定です。