敬老の日を前に地元のお年寄りに感謝の手紙
今月18日の敬老の日を前に、広島市の子どもたちが地元のお年寄りに日ごろの感謝の気持ちを込めた手紙を贈るイベントが行われました。
このイベントは広島市安佐南区の平和台団地にある安西高校の生徒が近くの幼稚園や小学校などに協力を呼びかけて企画されました。
町内会の75歳以上の500人余りに宛てた手紙はことし5月からそれぞれの園や学校で1枚ずつ制作したということです。
手紙には絵の具や色鉛筆で花や果物、似顔絵などが描かれているほか、「げんきですごしてね」とか「健康第一」といったメッセージが添えられていました。
集会所に集まったお年寄りたちは、「ありがとう」と言いながら笑顔で子どもたちから手紙の束を受け取っていました。
安西小学校の4年生の女の子は「長生きして元気でいてほしいという気持ちで手紙を書きました。『ありがとう』と言ってもらってうれしかったです」と話していました。
手紙を受け取った平和台町内会の松田弘生会長(75)は「地域には1人暮らしの高齢者も多く、日頃孫に会えない人もいるので自分の孫から手紙を受け取った気持ちになってもらえると思います。私も元気に頑張っていきます」と話していました。