公立7高校で寮の食事が提供されず 納入業者と連絡不通

広島市や庄原市などの少なくとも7つの公立高校の寮で今月1日の昼から納入業者から食事が提供されない状態が続いていることが分かりました。

広島県教育委員会によりますと▽広島市の市立沼田高校のほか、県立の▽庄原市の庄原格致高校、西城紫水高校、庄原実業高校、▽三次市の三次高校、▽東広島市の西条農業高校、▽神石高原町の油木高校の寮で食事を提供していた広島市中区に本社がある「ホーユー」の従業員から今月1日の朝、三次高校に「今後、食事の提供を継続できない」と連絡があったということです。
この連絡以降、会社と連絡が取れなくなり、少なくとも7つの高校の寮に入っているおよそ320人の生徒に会社から食事が提供されない状態が続いています。
1日の昼と夜の食事については、それぞれの学校が近隣の別の業者やスーパーなどの弁当で対応し、2日と3日は、生徒自身が食事を用意したということです。
4日からも、それぞれの学校が対応にあたっていて、県教育委員会は詳しい状況を確認するとともに今後の対応を協議しています。