新サッカースタジアムへの高架型歩道を設置

広島市で建設が進められている新しいサッカースタジアムの工事で、2日未明に新スタジアム横の中央公園につながる高架型の歩道を取り付ける作業が行われました。

広島市中区の中央公園では、新しいサッカースタジアムの建設が進められていて、27日はサッカーJ1のサンフレッチェ広島の選手などが現場を訪れて進ちょく状況の説明を受けるなど完成にむけて期待が高まっています。
2日は午前0時15分ごろから、広島城側から新スタジアム横の中央公園につながる高架型の歩道を取り付ける作業が行われ、報道陣に公開されました。
歩道は幅およそ8メートル長さおよそ36メートルで重さは67トンあり、1台の大型クレーンでつり上げられました。
取り付けられる高架型の歩道は、旧広島市民球場側から新スタジアムにつながるものに続いて2本目で、安全のため周辺の国道が通行止めとなる中、およそ20分かけてゆっくり運ばれて、予定されていた場所に降ろされました。
現場では、設置された歩道の上で、作業員が確認や点検にあたる様子が確認できました。
新しいスタジアムはことし12月に完成して来年2月に開業する予定で、設置された高架型の歩道を多くのファンが利用することになります。