電動キックボードの講習会

7月から運転免許がなくても利用できるようになった電動キックボードをレンタルできる新たなサービスが広島市で始まり、交通ルールや乗り方を教える講習会が開かれました。

講習会は、電動キックボードのレンタルサービスを行う会社が警察などと連携して広島市中区のひろしまゲートパークで開き、およそ25人が参加しました。
道路交通法の改正で、電動キックボードは7月から一定の基準を満たしたものを対象に、16歳以上は運転免許がなくても乗ることができるようになり、利用者の増加が見込まれています。
講習会では、警察官が交通ルールをまとめたチラシを見せながら、原則、車道の左側を通行することや、安全のためにヘルメットの着用が努力義務になっていることなどを指導しました。
このあと、レンタルサービスを行う会社の関係者が、地面を蹴って速度をつけてからゆっくりとアクセルを入れるなどと乗る際のポイントを教えていました。
参加した広島市の20代女性は「最初は苦戦しましたが、目線を上にするとスムーズに乗ることができました。観光や通勤などの交通手段として使ってみたいです」と話していました。
サービスを提供する「Luup」によりますと、県内で電動キックボードのレンタルサービスは初めてで、広島駅の周辺などで30台を導入したということです。