府中市で最高気温３８．６℃　観測史上最高

広島県内は、各地でことし１番の暑さとなり、府中市では最高気温が３８.６度と観測史上最も高くなりました。厳しい暑さは２８日も続く見込みで、気象台などは「熱中症警戒アラート」を発表し、熱中症へのいっそうの対応を続けるよう呼びかけています。

２７日の広島県内は、広い範囲で高気圧に覆われて強い日ざしが照りつけ、県内１９の観測地点のうち１３の地点で日中の最高気温が３５度を超える猛暑日となりました。
このうち府中市は３８.６度と観測を始めてから最も高くなったほか、福山市で３８.２度、大竹市で３７.５度、三次市で３７.４度、広島市で３６.１度など各地でことし１番の暑さとなりました。
県内は、２８日も高気圧に覆われて厳しい暑さとなる見込みで、日中の最高気温は庄原市で３６度、広島市と福山市で３５度、呉市で３４度と予想されています。
気象台などは県内に２７日に続いて「熱中症警戒アラート」を発表し、２８日も熱中症へのいっそうの対応を続けるよう呼びかけています。
気象台は、外出をなるべく避けて室内をエアコンなどで涼しくして過ごすほか、運動する場合は、医師や看護師を配置するなどの対策を取ったり、涼しい屋内で行ったりするよう呼びかけています。
また、環境省が公開している「暑さ指数」も確認し、熱中症を予防する行動を取ってください。
お年寄りや小さな子どもは特に注意が必要です。