呉市に新たなスポーツ施設を検討

呉市は郷原町にある総合スポーツセンターを半導体製造装置メーカーに売却する見通しとなったことから、市内に新たなスポーツ施設を整備するための検討を進めています。

呉市は市内で唯一の400メートルトラックを備えた陸上競技場や野球場、テニスコートなどがある「ミツトヨスポーツパーク郷原」を半導体製造装置メーカー「ディスコ」に売却する方向で調整を進めています。
これを受けて呉市は市内に新たにスポーツ施設を整備することにしていて、候補地の検討を進めてきました。
このうち、陸上競技場は、JR呉駅から近い、幸町にある「入船山公園」を候補地としています。
このほか、サッカーなどに使える多目的グラウンドと野球場は「広多賀谷緑地」に、テニスコートや弓道場などを焼山町の「野外活動センター」に整備することを検討しています。
呉市はことし9月に整備する場所を正式に決めることにしていて、整備にかかる費用は80億円ほどを見込んでいます。
呉市は早ければ、3年後の令和8年度から順次、スポーツ施設が利用できるように検討を進めることにしています。