ひろしまフラワーフェスティバル開幕 4年ぶりにパレードも

広島市の中心部を、色とりどりの花で彩る「ひろしまフラワーフェスティバル」が10日開幕し、多くの人が訪れています。

ことしで46回目となる「ひろしまフラワーフェスティバル」は、午前11時からオープニングセレモニーが広島市中区の平和公園で行われました。
式典では、松井市長がおよそ8000鉢のカーネーションやペチュニアなどで飾られた高さ8メートルの「花の塔」にある点火台に火をともしました。
「ひろしまフラワーフェスティバル」は例年、5月の大型連休にあわせて行われていますが、ことしはG7広島サミットがあったことから時期をずらして10日から2日間の日程で行われます。
新型コロナの影響で去年は規模を縮小して開催されましたが、ことしは4年ぶりに平和大通りでのパレードや屋外ステージのイベントなども行われています。
平和公園の芝生広場には県内のおよそ130の団体が育てたペチュニアなど1万9千鉢ほどの鉢植えが展示され、訪れた人たちが写真を撮っていました。
広島市安佐南区から子どもと訪れた30代の男性は、「子どもがこれまで一度もフラワーフェスティバルに来ることができていなかったのできょうは連れてきました。パレードを見たり、出店で買い物したりして楽しみたいです」と話していました。