山陽新幹線が人身事故 列車2本が5時間あまり立往生

8日夜、岡山県備前市で山陽新幹線が線路上で人と接触する事故があり、山陽新幹線は新大阪駅と広島駅の間の上下線で5時間あまりにわたって運転を見合わせました。この間、2本の列車が線路上で立往生し、400人あまりの乗客が列車内に閉じ込められました。

JR西日本によりますと、8日午後10時すぎ、岡山県備前市で新大阪行きの山陽新幹線「さくら572号」が線路上で人と接触しました。
この事故で警察による現場検証と車両の点検を行うため、山陽新幹線は広島駅と新大阪駅の間の上下線で、5時間あまりにわたって運転を見合わせました。
この影響で、上下線あわせて12本の列車が近くの駅に停車したほか、岡山駅と兵庫県の相生駅のあいだの線路上で、2本の列車が5時間あまりにわたって立往生しました。
2本の列車には、あわせて400人あまりの客が乗っていたということです。
警察が事故の詳しい状況を調べています。