サミット閉幕 応援の警察官を見送り

G7広島サミットが閉幕し警備にあたっていた警察官が所属する都道府県に戻るのにあわせて、サミットのメイン会場となったホテルがある広島市の島では住民が警察官を見送りました。

21日まで3日間にわたって開催されたG7広島サミットでは全国から派遣された警察官など最大2万4000人の態勢で警備が行われました。
メイン会場となったホテルがある広島市南区の宇品島では、サミット開催の4日前から立ち入りが制限され21日解除されました。
規制の解除で島で警備にあたった警察官が所属に戻ることから地元の子どもなど多くの人たちが沿道に集まって警察官を見送りました。
子どもたちは、「ありがとう」や「感謝」と書かれた紙を掲げて沿道に立ち、警察官を乗せた車両に向かって手を振って見送っていました。
警察車両に乗った警察官も敬礼して住民にあいさつし、「ご協力ありがとうございました」などと呼かけていました。
見送りに来た小学校6年生の児童は「ありがとうという気持ちで見送りました。『お疲れさまでした』という思いが伝わっていたらいいです」と話していました。
また見送りを企画した元宇品町の門隆興町内会長は「何事もなく終わりほっとしています。警備にあたってくれた警察官のおかげなので感謝しています」と話していました。