サミット 英スナク首相がお好み焼き体験

G7広島サミット2日目、JR広島駅近くで取材していた記者の目の前に突然、黒塗りの車列が現れ、駅ビルの前に横付けされました。
降りてきたのはなんとイギリスのスナク首相で、同行の人たちと一緒に1軒の店へと入っていきました。
そこはお好み焼き作りが体験できる店で、店のスタッフによりますと、首相も同行した外国人記者らとさっそく鉄板を囲んでお好み焼き作りに挑戦したということです。
滞在したのは20分ほどと短時間でしたが、終始、和やかな雰囲気で首相のへらさばきはとても上手だったそうです。
駐日イギリス大使館のツイッターにも、笑顔のスナク首相が両手にへらを持ってお好み焼きを作る様子が写真付きで投稿されています。
焼き方を手ほどきしたという店の女性スタッフは「お好み焼きが世界に広まるきっかけになればうれしいです」と話していました。
午前9時半すぎ、店をあとにしたスナク首相は再び車に乗り込み、サミットのメイン会場がある市内のホテルに向けて出発していきました。