広島空港の利用者 昨年度は前年度の約2倍に

昨年度、広島空港を利用した人は204万人あまりと、旅行需要が回復傾向にあることなどから、前の年度と比べておよそ2倍に増えました。

広島空港の運営会社によりますと昨年度、広島空港を利用した人は204万7630人と、前の年度と比べておよそ2倍に増えました。
このうち、国内線は203万6571人で、新型コロナの影響による減便がなく、旅行需要が回復傾向にあることから、感染拡大前の2019年度のおよそ7割ほどの水準となりました。
一方、国際線は1万1059人でことし1月、台湾の台北便が2年9か月ぶりに再開しましたが、ほかの中国やタイなどの5つの路線は今も運休が続いているため、感染拡大前の利用者の3%ほどにとどまっています。
空港の運営会社は、「運休している国際線の再開を目指し、できるだけ早く利用者をコロナ前の水準まで回復させていきたい」としています。