サミットにあわせ ウクライナ支援イベント

ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナを支援するためのチャリティーイベントが広島市で始まりました。

イベントは日本で暮らす外国人の支援に取り組む市民グループがG7広島サミットにあわせて企画したものです。
バッグなどのオリジナルの商品が販売され、売り上げの一部を寄付にあてるということで、Tシャツには子どもたちが平和への願いを込めて描いた「キッズゲルニカ」と呼ばれる絵がデザインされました。
このうち、ロシアによる軍事侵攻が始まった去年、広島で園児から高校生などおよそ200人が描いた絵には、日本の四季を表現した木々とともに、ウクライナの国の花である「ひまわり」や親しまれているという「コウノトリ」が描かれています。
会場ではこのほか、ウクライナの家庭料理を楽しむことができるブースが設置されているほか、ピアノやサックスなどの演奏会が毎日行われます。
主催した団体の佐藤一徳さんは「かつて被爆した広島は、たくさんの外国人にも支えられて復興した。今度は支えるほうになる番で、支援の輪が広がってほしい」と話していました。
イベントは、広島市中区の地下街「シャレオ」で、5月21日まで開かれています。