G7交通規制 広島市内の私立学校の6割以上 登校とりやめ

G7広島サミットの前後に交通規制が予定されている影響で広島市内では、私立の学校の6割以上が、平日の3日間を休校にするなど登校をとりやめる対応が広がっていることが分かりました。

NHKが広島市内のすべての私立の学校に取材したところ、12日の時点で、通信制を除く31校のうち6割を超える19校が、G7サミットにあわせて道路の交通規制が予定されている5月18日から22日のうち平日の3日間について、休校したりオンラインによる授業に切り替えたりして、児童や生徒が登校しない対応を決めたということです。
ほとんどの学校が、交通規制によって子どもたちや教員の通学・通勤に影響が出るおそれがあるためとしています。
これらの中には、5月下旬に中間テストを控えている学校や、現時点で対応を検討中の学校もあり、児童や生徒の学びへの影響をいかに最小限に抑えるかが課題となっています。
また、5月からはインターハイ「全国高校総体」の予選が始まる競技もあり、サミット期間中も部活動ができるように県外への遠征の調整を進めている学校もあります。
一方、公立の学校については、県と広島市の教育委員会が対応を取りまとめているということです。