相続税1億円余脱税で告発

5年前に亡くなった夫の遺産を相続したのに申告せず、相続税1億900万円余りを脱税したとして、71歳の妻が広島国税局から検察庁に告発されました。

告発されたのは岡山県瀬戸内市の朝倉登和会社員(71)です。
広島国税局によりますと、平成30年6月に夫が亡くなり、ほかの相続人とともにおよそ4億4800万円を相続しましたが、複数の場所に分散して隠すなどした上、相続税の申告書を提出しなかったということです。
広島国税局は、相続した遺産を隠し、1億900万円余りを脱税したとして、相続税法違反の疑いできょうまでに岡山地方検察庁に告発しました。