介護・相続などの無料電話相談「シニアの悩み110番」
介護や財産の相続など、高齢者やその家族の悩みに応じる無料の電話相談が広島市などで開かれています。
「シニアの悩み110番」は、高齢者の暮らしを支援する団体が25日と26日、全国5か所で行い、県内では広島市と福山市で対応しています。
このうち、広島市中区のNPO法人の事務所ではけさから行政書士やケアマネージャーなど5人が相談に応じました。
このうち80代の女性からは、「夫が亡くなり、子どもと自分がいつまでに土地や家屋の相続をすればいいか」と相談が寄せられました。
これに対して相談員は「来年春から不動産の相続登記の申請が義務化されます。子どもとよく話し合い、早めに手続きを取る必要があります」とアドバイスしていました。
主催したNPO法人「中国シニアライフアドバイザー協会」の角崎多恵理事は、「介護や相続などふだんなかなか人に言えないこともあると思います。小さな悩みでもいいので、気軽に電話をかけてもらえたらと思います」と話していました。
この電話相談は082−222−2246で、25日と26日の午前10時から午後5時まで行われます。