中学校の給食に異物混入 男子生徒の歯が欠ける 呉

呉市の中学校で提供された給食の一部に石のような異物が混入しているのが見つかり、男子生徒1人が歯が欠けるけがをしました。
市教育委員会は、原因の調査を進めています。

呉市教育委員会によりますと、石のような異物が見つかったのは、2月17日に呉市の中学校で提供された給食の「わかめサラダ」です。
この給食は市内の中学校5校にあわせて273食が提供され、このうち3校の生徒と教員あわせて14人の給食から石のようなものが見つかりました。
このうち、中学3年生の男子生徒が、歯が欠けるけがをしたということで、生徒が口にした異物は直径1.4センチほどの大きさだったということです。
市教育委員会は、各中学校の保護者におわびの文書を出すとともに、異物が混入した原因を調べています。
今回の件について、呉市教育委員会は「生徒にけがを負わせてしまい、申し訳ありません。疑わしいものが生徒の口に入ることがないようにしたい」とコメントしています。