新サッカースタジアム開業まで1年 建設中の内部を初公開

広島市中区に建設中の新しいサッカースタジアムは1日が工事着工から1年、そして開業まであと1年のちょうど中間の日です。
建設中のスタジアムの内部が1日、報道陣に初めて公開されました。

新しいサッカースタジアムは広島市中区の中央公園広場に建設されています。
サッカーJ1、サンフレッチェ広島の新しいホームとなります。
建設中のスタジアムの内部が初めて報道陣に公開され、スタンドを覆う屋根や観客席の工事が行われていました。
完成すると、座席数は2万8520で、国際試合にも対応しています。
新しいスタジアムの魅力はピッチと観客席の近さで、スタンドの最前列からの距離はわずか8メートルと、これまでよりずっと近くで選手たちのプレーを見ることが出来ます。
サンフレッチェ広島の仙田信吾社長は、「ここで選手たちが走ると、おそらくピッチがすごく短く狭く感じると思います。いままでわれわれがお伝えできなかったサッカーの迫力とともに、エンターテインメントとしてもすばらしい演出ができるんじゃないかとわくわく感でいっぱいです」と話していました。
開業は来年2月の予定で、サンフレッチェは来年のホーム開幕戦を新しいスタジアムで行いたいとしています。