二十歳になる自衛隊員が決意や抱負を叫ぶ 陸自海田市駐屯地で
海田町にある陸上自衛隊の駐屯地で、今年度に二十歳になる隊員らを祝う行事が行われ、駐屯地の庁舎の屋上から決意や抱負などを叫びました。
陸上自衛隊海田市駐屯地で行われた行事には、今年度に二十歳を迎えたり、これから迎えたりする54人の隊員が参加しました。
隊員たちは、およそ150人の先輩や後輩が見守る中、高さおよそ10メートルの庁舎の屋上から、1人ずつ大きな声で誓いを叫びました。
隊員たちが「中学生のころから、将来、自衛官になりたいと強く願っていたので、自衛官として胸を張れるように精進します」とか、「絶対に救急救命士になりたいです」などと力強く決意や抱負を述べると、見守っていた上司や先輩は激励のことばや拍手を送っていました。
今年度、二十歳を迎えた陸上自衛隊第13後方支援隊の※タカ杉奈々子陸士長(20)は、「両親への感謝の気持ちを述べた。陸曹を目指しているので、陸曹になって両親を安心させたい」と話していました。
また、第46普通科連隊の高橋明良陸士長(20)は、「全員の前で誓いを述べることで今後の原動力になった。国防に従事する自衛官として、必要な体力や知識を身につけたい」と話していました。
※タカは「はしごだか」