知事 同時流行の拡大を避けるためマスク・換気などに協力を
新型コロナの感染状況について、広島県の湯崎知事は17日の記者会見で、高い水準が続いているうえ、季節性のインフルエンザの流行も始まっているとして、同時流行の拡大を避けるため、マスクの着用や室内の換気といった感染対策の徹底など県民に協力を呼びかけました。
この中で湯崎知事は、新型コロナの県内の感染状況について、「感染レベルをすぐに引き上げる事態には至っていないがとはいいながらも、新規の感染者は1日数千人規模で確認されていて、入院者数も高い水準が続いている」と述べました。
そのうえで「季節性のインフルエンザの流行が始まっている。今後、流行が進めば、新型コロナとの同時流行が現実となり、外来医療のひっ迫も懸念される」と指摘しました。
そして県民に対し、重症化リスクの高い人が必要な医療を受診できるよう、発熱や咳のみの症状の場合は、救急車や救急外来の利用は本当に必要な時だけにし、かかりつけ医に相談することや、新型コロナの感染をこれ以上拡大させないよう、マスクの着用や室内の換気といった感染対策を徹底することなど、協力を呼びかけました。