「10増10減」自民党 新4区5区候補は調整継続

次の衆議院選挙で広島県内の小選挙区が「1」減ることを受けて自民党広島県連は新しい広島1区と2区、そして3区と6区について現職を候補者とするよう党本部に申請することを決めました。
一方、新しい広島4区と5区については希望者が複数いることなどから引き続き調整していくことになりました。

衆議院の小選挙区の数を「10増10減」する改正法が12月28日に施行されるのに伴って広島県内の小選挙区は「7」から「6」に減ります。
これを受けて自民党広島県連はきょう午後広島市内のホテルで会合を開き新しい小選挙区の候補者についての調整を進めました。
その結果、広島1区は、岸田文雄氏、広島2区は、平口洋氏、広島3区は、比例代表中国ブロック選出の石橋林太郎氏、広島6区は、小林史明氏をそれぞれ候補者とするよう党本部に上申することを決めました。
一方、広島4区についてはいまの広島4区選出の新谷正義氏といまの広島5区選出の寺田稔氏の2人がまた、広島5区については比例代表中国ブロック選出の小島敏文氏が立候補を希望しているとしていずれも引き続き調整を続けていくことになりました。
会合のあと広島県連の平口会長は「ここからは党本部の判断だとか決めることはせず、粘り強くわれわれの意見も伝えて、調整を進めていきたい」と述べました。
新しい区割りへの対応については各党が検討を進めていて立憲民主党は新しい広島5区の候補者に現職の佐藤公治氏を選任しています。