備後落合駅に岡山から観光列車 地元の人たちがお出迎え

庄原市西城町にあるJR備後落合駅では4日、岡山県からの観光列車が到着し地元の人たちがおもてなしをしました。

この観光列車は岡山県の倉敷駅を出発し、4日午前11時すぎに備後落合駅に到着しました。
備後落合駅に到着すると、庄原市のマスコットキャラクターの「ヒバゴン」や、甲冑姿の武者隊のメンバー、それに地元の人たちがホームで出迎えました。
列車には鉄道愛好家のグループ、およそ40人が乗っていて、駅前の広場では地元の人たちが手作りしたちらしずしや、どぶろくなどが販売されていて、訪れた人たちは次々と買い求めていました。
また、駅がにぎわっていた昭和41年当時の備後落合駅を再現したジオラマも展示され、この駅でボランティアガイドを行っている男性から説明を受けたり、写真に収めたりして楽しんでいました。
岡山市から訪れた女性は「楽しかったです。旗を振ってお出迎えしてもらいうれしかったです。芸備線を残していこうと努力されているのがわかりました」と話していました。
西城町観光協会の岡崎優子さんは「利用促進につなげたいという思いからおもてなしをしようということになり、みんなで協力してできたので楽しかったです」と話していました。