府中市 汚泥流出で最終報告を公表

ことし8月、府中市を流れる出口川に有害物質のカドミウムなどを含む汚泥が流出したことについて、市は人為的なミスや設備の故障が原因で、人や環境への影響はないという最終報告を公表しました。

ことし8月、採石場の跡地の周辺から出る有害物質のカドミウムなどを含む湧き水を処理している、府中市荒谷町の「出口川湧水処理場」から汚泥が川に流出しました。
流出を受けて市は原因などを調査した最終報告をまとめ、25日、公表しました。
それによりますと、委託業者の作業員が、汚泥をためておく槽に汚泥を移すポンプを作動したままにしてしまったうえ、この槽から汚泥があふれないよう感知するセンサーが故障していたとして、人為的なミスや設備の故障が重なったことが原因だとしています。
その上で、再発防止策としてセンサーを交換するほか、新たに監視カメラを設けて汚泥の流出がないかを常に監視するということです。
一方で、カドミウムなどの有害物質の濃度は環境基準を下回っていて、人や環境への影響はないと結論づけています。
府中市の小野市長は、「近隣の皆さまにご迷惑をおかけし改めてお詫び申し上げます。適切な情報発信ができるよう最善を努めます」としています。