福山市 職員の保育服にデニム採用

デニム生地の生産量が日本一の福山市の公立保育園や子ども園では職員がデニムの保育服を着て働いています。

福山市はデニム生地の生産量が国内で80%あまりのシェアを占めて日本一でことし3月から市内の公立保育園やこども園でデニムの保育服を取り入れました。
このうち市立伊勢丘こども園で17日、デニムの保育服を着て働く姿が公開されました。保育服は袖があるタイプと袖のないタイプの2種類で前後どちらからでも着られるようになっています。
市によりますと、現場の保育士などを対象にした事前のアンケートで「デニムの保育服を着たい」という意見が寄せられたことから、市内のデニム事業者と連携して取り入れたということで今後は、さらに枚数を増やして貸し出していくとしています。
着用した保育士は「柔らかくて着心地がよく子どもたちもかわいいと言ってくれます。県外から来られている人もいるので福山デニムを知ってもらうよい機会になると思います」と話していました。