ゴミ削減へ自動圧縮 「スマートごみ箱」県内4か所で運用開始

路上に捨てられるごみの量を減らそうと、県内の4か所にデジタル技術を活用して自動でごみを圧縮できる「スマートごみ箱」が設置されました。

デジタル技術を活用した「スマートごみ箱」は、中四国で初めて広島市と尾道市の4か所に設置され、25日は広島市西区の広場で発表会が開かれました。
このごみ箱は、ごみが一定の量になると上部に設置されたソーラーパネルで発電したエネルギーを使って自動で圧縮することができ、同じ大きさのごみ箱の5倍の、およそ600リットルのごみをためることができます。
通信機能も搭載されていてごみのたまり具合をリアルタイムで把握できるため、ごみの回収も効率的に行うことができて環境に優しいということです。
海洋プラスチックごみの7割あまりは路上で捨てられたごみが水路や河川を通じて排出されたものだということで、県はこうしたごみの軽減も期待できるとしています。
発表会に参加した湯崎知事は、「効果をしっかりと検証しながら、企業とも幅広く連携して海洋プラスチックごみの削減に向けて取り組んでいきたい」と話していました。
広島県は2050年までに瀬戸内海に流出する海洋プラスチックごみをゼロにすることを目指していて、今後、このごみ箱の周辺の路上に捨てられるごみの量を分析するなどして効果を検証するということです。