養老孟司さん 小学生を対象に講演 “夢中になれるものを”

東京大学名誉教授で脳科学者の養老孟司さんが、広島市で開かれた小学生対象の科学講座で講演し、夢中になって取り組めることを見つけてほしいと呼びかけました。

この講座は、子どもたちに科学への関心を高めてもらおうと、広島ガスが毎年、開いるものです。
23日に広島市東区で開かれた講座には、県内の小学5年生と6年生とその保護者のあわせて32人が参加し、講師として招かれた東京大学名誉教授で脳科学者の養老孟司さんが講演しました。
この中で養老さんは、昔は当たり前のように捕まえることができた虫でも近年は数が減ってきていることや、虫が少なくなると花の受粉が難しくなるなどして生態系が変わってくることにもつながると指摘しました。
また参加した児童が「標本を見ている時と作っている時はどちらが楽しいですか」と質問すると、養老さんは「どちらも楽しい。自分の興味があることを夢中でやっていると一番落ち着く。あなたたちも、自分が落ち着いてできることを見つけてほしい」と応じていました。
参加した5年生の女の子は、「とても勉強になりました。将来は私も先生と同じ医学部を目指して、自分ができることを探していきたいです」と話していました。
また5年生の男の子は、「すごく楽しかったです。虫が大好きな先生なんだと感じました。いろいろ教えてくれてうれしかったです」と話していました。