三原市沖の離島 佐木島で東京農大の学生が農業研修

三原市沖の離島で、ことし4月から地域おこし協力隊員として活動している男性の指導を受け、東京農業大学の学生が農業を学んでいます。

三原市沖の佐木島に暮らす中村淳さん(39)は、茨城県で有機農業を営んだあと、ことし4月、自治体の委嘱を受けて地域の活性化に取り組む「地域おこし協力隊員」として着任し、島の耕作放棄地などを借りて野菜や果物を栽培しています。
先月18日から1か月余りの間、東京農業大学の学生4人を1人につき1週間ずつ受け入れて、農業の基礎を指導しています。
4日までの期間は、1年生の本島陽翔さんが島に滞在し、2日はニンジン畑で中村さんの指導を受けながら、雑草の駆除を行いました。
また、手入れができず増えすぎた竹を伐採し、燃やして竹炭にして肥料として活用する手順も学んでいました。
本島さんは「環境に優しい有機農業の基礎を学ぶことができ、貴重な経験になりました」と話していました。
指導した中村さんは「研修を受けた若者の中から将来、島で自分とともに農業に取り組もうという人が出てくれればうれしい」と話していました。