“食品ロス削減”推進条例の素案 広島市議会の会議で提示

まだ食べられる食品を廃棄することなく、可能な限り活用していこうと、広島市議会が制定を目指す食品ロスの削減を推進する条例の素案が、26日に示されました。
今後、市民から意見を募った上でことし12月の定例市議会に提出される見通しです。

広島市では、1年間に市内の家庭から出される燃えるゴミのおよそ6.7%にあたる9000トン余りが、まだ食べられるのに廃棄される「食品ロス」とされています。
こうした状況を受けて、広島市議会は食品ロスの削減を推進する条例の策定を検討していて、26日に開かれた各会派の幹事長らによる会議に素案が示されました。
素案では、広島市長は削減を進めるための計画を定めるほか、市は食品ロスの実態調査を推進するとしています。
また消費者には、食品ロスの削減に自主的に取り組むよう努めることを求めています。
一方、食品の製造や加工を行う事業者には、保存容器を工夫することで賞味期限の延長を検討するよう求めています。
会議では、素案について協議され、出席者からは市長の諮問に応じる審議会の設置を求める意見などが出されました。
26日に出された意見をふまえて、市議会では、今後、調整が進められ、市民からの意見も募った上で最終的に条例案として、ことし12月の定例市議会に提出される見通しです。