広島県 旧陸軍被服支廠関連の資料募集

広島市にある最大規模の被爆建物「旧陸軍被服支廠」について、広島県は国の重要文化財の指定に向け、この建物に関係する資料の提供を呼びかけています。

戦前、軍服などの製造に使われていた「旧陸軍被服支廠」の4棟のうち3棟を所有する広島県は、国の重要文化財の指定を目指し、この建物に関係する資料の収集にあたっています。
これまで寄せられた資料のうち、松江市の男性から寄贈されたがいとうは、丈が1メートルほどの下士官用の軍服だということです。
内側には「廣支検定」の文字が印字されていて、広島の被服支廠で検品されたものとみられます。
また、がいとうのボタンには「木」が使われていますが、同じく寄贈された軍服のマントのボタンは「竹」で、戦局の悪化に伴って材料が変わっていったとみられるということです。
このほか、広島市の男性からは、被服支廠で働いていた男性の叔母宛てのはがきなども寄せられました。
広島県経営企画チームの三島史雄政策監は「戦前でかなり昔のことだが、まだ資料がたくさん残っているのではないかと思っている。捨てる前にぜひご一報いただき、確認をさせてほしい」と協力を呼びかけていました。
問い合わせ先は広島県経営企画チームで、電話番号は082−513−2346です。