ラムネの出荷が最盛期 呉の老舗飲料メーカー

本格的な夏を迎え、呉市にある老舗の飲料メーカーでは、この時期に多く飲まれるラムネの出荷が最盛期を迎えています。

呉市にある飲料メーカー「中元本店」は、大正14年の創業当初からラムネを製造し、戦時中は旧日本海軍にもラムネの作り方を指導したことで知られています。
ことしは梅雨明けが早かったため、ラムネの出荷が例年より10日ほど早く最盛期を迎えていて、工場では、従業員が創業当初からのレシピをもとに甘味料や香料を混ぜて原液を作っていました。
そして機械を使って瓶の中に原液と炭酸水を注入したあと、従業員が瓶にラベルをつけ、傷がないかを確認していました。
この時期は、1日におよそ5000本を製造していて、ことしの出荷は、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ去年より3割ほど多い、年間10万本ほどを見込んでいるということです。
「中元本店」の中元順一朗社長は、「去年と比べて出荷が順調で安心している。ラムネは夏の特別な飲み物なので、さまざまな人に楽しんでもらいたい」と話していました。