三原市で保護したオオサンショウウオ 放流前に観察会

三原市で保護された国の特別天然記念物のオオサンショウウオが、これまで生息していた川に戻されることになり、地元の小学校で観察会が開かれました。

このオオサンショウウオはことし4月に三原市大和町の椋梨川で見つかったメスで、東広島市の施設で一時、保護されていました。
その後、標準的な体重に近づいたたため椋梨川に戻されることになり、8日、川の近くにある三原市の大和小学校で2年生およそ30人が放流前にオオサンショウウオを観察しました。
子どもたちは、保護に携わる広島大学総合博物館の清水則雄准教授からオオサンショウウオの生態などの説明を聞いたあと、ケースの中に入ったオオサンショウウオを観察したりおそるおそる触ったりしていました。
観察していた女の子は、「オオサンショウウオに触れて嬉しかったです。ヌルヌルしていてびっくりしました」と話していました。
このあと、清水准教授がオオサンショウウオを椋梨川まで運んで放流し、オオサンショウウオはゆっくりと川底を移動していきました。
清水准教授は、「オオサンショウウオは寿命が長く、私たちの世代だけでは守り切れないので、次の世代にオオサンショウウオと一緒に生きる気持ちが育まれてほしいです」と話していました。